まずはドアの鍵についての基本的なことから書いていきたいと思います。
玄関ドアというのは住まいのイメージを大きく左右するデザイン的にも大切な物です。そして断熱性や機能性、防犯性などの機能面もとても重要です。

ドアのセキュリティにおいて重要な役割を持っているのが鍵です。これから家を選ぼうと思っている人は鍵についても気にかけてみてください。どんな鍵がついていて、どのようなシステムになっているのか、オプションはどのようなラインナップになっているのかを事前にチェックする必要があります。

鍵というのは普段持ち歩いている、施錠したり、施錠を解除したりするのに使うものです。それに対してドアについている鍵穴のある部分のことを錠前と呼んでいます。扉本体に付いているのが「錠」で持ち歩くのが「鍵」という区別で覚えておくようにしましょう。

一般的な鍵はシリンダーキーと呼ばれるものです。シリンダー錠は固定された外筒と回転する内筒から構成されているものです。外筒から内筒に向かって障害片がでており、特定の鍵を差し込めば障害片が外れて内筒が回転し、錠内部のカムが回転してデットボルトを動かして解錠したり、施錠することができます。
デットボルトとは鍵やサムターンを使って操作するカンヌキのことです。

シリンダー錠の中にもさらに様々な種類があります。よく使われているのは障害片がピン状になっているピンシリンダーです。ピンの数が多ければ多いほど防犯性に優れています。最近主流になっているディンプルキーはこのピンシリンダーの一種です。

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